2006年 06月 02日
ステージの上の孤独感 |
2006年5月27日辰野町民会館で、深澤美和 手話ダンス パフォーマンスを見た。
手話ダンス・・・聴覚障害のある人にも歌詞のメッセージとダンスの楽しさ、美しさを伝える事のできるパフォーマンス。いわば、エンタテイメントとコミュニケーションが合体したようなものと思えば近い。
障害を持つ人と持たない人が一緒に踊っても楽しいし、見るだけでも楽しめるものだ。
辰野町ボランティア団体にもいくつかのグループがあって活動している。
ボランティアセンターの活動に関っているので、それらのグループのパフォーマンスを何度か見たことはある。
たのしそうな集団体操(フラに近い)・・・といった感想を持っていた。
何年か前の国際交流協会の交流イベントに、そのいくつかのグループでインストラクターをしている美和さんのパフォーマンスを見せてもらったことがあった。
「上をむいて歩こう」「ともだち」・・・だったと思う。
それまで見てきた「手話ダンス」とはまったくレベルが違っていた。
びっくりした。
ダンスであり、パントマイムであり、手話でもあるのだ。
手話を知らない僕でも十分楽しむことの出来るエンタテイメントだと思った。
その美和さんが、ソロ・ライブをするのだという。
応援しなくっちゃ・・・そんな思いからチケットを2枚購入した。
キャパ750のハコ、町民会館。どうやってチケットをさばくのだろうか・・と「イベント仕掛け人ふりーぱ」としては心配でならなかったのだ。
フタを開けて見たら、満杯! すごい! 彼女を取り巻く仲間達の絆の強さを感じることが出来た。「仕掛け人ふりーぱ」としては、その事で、もう大感激。感動してしまった(笑)
幕が上がり、「見上げてごらん夜の星を」、そしてMC。
それが・・・長い(爆)
インストラクター美和の手話ダンスに対する思い入れ、福祉政策、ボランティア団体の活動に対する思い・・・・語る、語る。
語らずには居られない、熱い思いが伝わってくる・・・・が、もし私が「ライブ」のディレクターだったら、頭を抱えてしまっただろう。
その、熱い思い、メッセージを是非、パフォーマンスで表現して欲しい!!と。
演出は、手作り感の良さがうまく伝わる、中々のもの。
コーラスグループとの共演、師匠西沢佑さん、先輩パフォーマーとのコラボも素晴らしかった。
コーラス・コスモスとのコントも楽しかったし、MCの端々に彼女を知るからこそ出てくる形容があって、場内に爆笑の渦を起こしていた。
全体を通して、確かに見応えのあるステージだったのだが、改善すべき点もいくつかあると思った。
まず、音。
音源の問題とは思うのだが、サウンドに厚みが感じられなかったのだ。音量では無い、うまく説明出来ないのだが、すごく細い感じだった。
そして、セット。
ステージに、美和さんだけ・・・ステージを広く使い、動き、「静的」にならないよう、配慮されてはいたのだが、さすがにあの広さに一人で立ち向かうには無理があった、と思う。
満席の客、広すぎるステージ、その空間に一人立ったときの,孤独感と重圧感・・・・学生演劇で何度か経験したあの言いようの無い恐怖感を思い出してしまった。
セットが組まれ、その裏に、あるいは袖に、プロンプターがいてくれるだけでも心強いものだ。
セットがあるだけでも、恐怖感は半減する・・・私だけの感覚かもしれないが。
さてさて、彼女の次のステージはいつだ?
手話ダンス・・・聴覚障害のある人にも歌詞のメッセージとダンスの楽しさ、美しさを伝える事のできるパフォーマンス。いわば、エンタテイメントとコミュニケーションが合体したようなものと思えば近い。
障害を持つ人と持たない人が一緒に踊っても楽しいし、見るだけでも楽しめるものだ。
辰野町ボランティア団体にもいくつかのグループがあって活動している。
ボランティアセンターの活動に関っているので、それらのグループのパフォーマンスを何度か見たことはある。
たのしそうな集団体操(フラに近い)・・・といった感想を持っていた。
何年か前の国際交流協会の交流イベントに、そのいくつかのグループでインストラクターをしている美和さんのパフォーマンスを見せてもらったことがあった。
「上をむいて歩こう」「ともだち」・・・だったと思う。
それまで見てきた「手話ダンス」とはまったくレベルが違っていた。
びっくりした。
ダンスであり、パントマイムであり、手話でもあるのだ。
手話を知らない僕でも十分楽しむことの出来るエンタテイメントだと思った。
その美和さんが、ソロ・ライブをするのだという。
応援しなくっちゃ・・・そんな思いからチケットを2枚購入した。
キャパ750のハコ、町民会館。どうやってチケットをさばくのだろうか・・と「イベント仕掛け人ふりーぱ」としては心配でならなかったのだ。
フタを開けて見たら、満杯! すごい! 彼女を取り巻く仲間達の絆の強さを感じることが出来た。「仕掛け人ふりーぱ」としては、その事で、もう大感激。感動してしまった(笑)
幕が上がり、「見上げてごらん夜の星を」、そしてMC。
それが・・・長い(爆)
インストラクター美和の手話ダンスに対する思い入れ、福祉政策、ボランティア団体の活動に対する思い・・・・語る、語る。
語らずには居られない、熱い思いが伝わってくる・・・・が、もし私が「ライブ」のディレクターだったら、頭を抱えてしまっただろう。
その、熱い思い、メッセージを是非、パフォーマンスで表現して欲しい!!と。
演出は、手作り感の良さがうまく伝わる、中々のもの。
コーラスグループとの共演、師匠西沢佑さん、先輩パフォーマーとのコラボも素晴らしかった。
コーラス・コスモスとのコントも楽しかったし、MCの端々に彼女を知るからこそ出てくる形容があって、場内に爆笑の渦を起こしていた。
全体を通して、確かに見応えのあるステージだったのだが、改善すべき点もいくつかあると思った。
まず、音。
音源の問題とは思うのだが、サウンドに厚みが感じられなかったのだ。音量では無い、うまく説明出来ないのだが、すごく細い感じだった。
そして、セット。
ステージに、美和さんだけ・・・ステージを広く使い、動き、「静的」にならないよう、配慮されてはいたのだが、さすがにあの広さに一人で立ち向かうには無理があった、と思う。
満席の客、広すぎるステージ、その空間に一人立ったときの,孤独感と重圧感・・・・学生演劇で何度か経験したあの言いようの無い恐怖感を思い出してしまった。
セットが組まれ、その裏に、あるいは袖に、プロンプターがいてくれるだけでも心強いものだ。
セットがあるだけでも、恐怖感は半減する・・・私だけの感覚かもしれないが。
さてさて、彼女の次のステージはいつだ?
by freepa
| 2006-06-02 03:15
| 日記