2005年 02月 25日
温水ブースター交換顛末記-その3 |
さて、BGMも流れてきたところで、田口トモロヲのナレーションに入ってもらおう・・(爆)
「頼む、止まってくれ・・」ふりーぱは、・・・・・・祈った。
慎重に、フローセンサのカバーのネジを締め、ゆっくりとバルブを開いてゆく・・・
水モレは、・・・・・・・・・・・・・・(長い間)・・・・・止まった。
レンチを持つ手が震えた。
やった!成功だ↓ 。
2階の洗面台、蛇口をひねった。
お湯が・・・・勢いよく出た。
パッキン部・・・・漏水は無かった。
凍結・・・・防止帯を、・・・・巻いた。
全ての工事が・・・・終わった。
<場面スタジオ>
1CAM正面、国井雅比古・膳場貴子 全身
国 「今日は、無事ふりーぱ家温水回路復旧に成功された、ふーたー・ぱぱさんにスタジオにお越しいただいております」
膳 「どうぞ、こちらに」
ふ 「はじめまして・・・」
国 「いやー、やりましたね!」
ふ 「いや、あれで終わりじゃなかったんです」
膳 「え?」
国 「まだ、何かあったのですか?」
ふ 「はい。 あの後、ブースターを見てますと、温水を止めてもブースターは回りっぱなしだったんです」
国 「つまり・・センサーが壊れていた?」
ふ 「いいえ、 私も、初めは壊れたのだろうと思ったのですが、」
「もう一度センサーのカバーをはずして、構造を調べたら原因が判ったのです」
膳 「何が原因だったのですか?」
ふ 「センサは簡単な機構で出来ていまして、お湯はセンサー内部を下から上へ流れる様になっているんです。リング状マグネットが磁気センサを埋め込んだシャフトにはまっていて、流れにそって上下に動くようになっているんですね」
膳 (貴重な視聴料で作った・・)拡大模型を出す。「この様になっているのですね?」
ふ 「あなた方はCGやフリップで済むコトもこんな模型を作るのですか?」
国 「あ、いや。それは趣旨が違って来ますので・・」
ふ 「財政規模の大小を言うのではありません」
「なぜ、私がブースター修理を自分でやろうとしたか。その精神を判って頂かないと、プロジェクトXで取り上げていただいた意味がなくなります」
「その、模型は下げてください。え、あ、それモールド成型ウレタンじゃないですか? 削り出しでいいのに、わざわざ雌型まで作らせたんですか?」
「来月から、BSだけでなくカラー契約も破棄させていただきますよ!!」
国 「まあ、そうおっしゃらずに・・」
山 「はい、2カメ引いて・・・ナベちゃん、ふりーぱのべしゃりから、ここまでカットね~」
渡 「ヤマちゃん、了解で~す」
国 「えへん、 あー、あー、では、センサの機構部をふりーぱさんにホワイトボード使って御説明頂きましょう」
ふ 「つまり・・・水流が発生すると、マグネットリングは上に上がり、センサはオンする。」
「水流が止まると、マグネットは重力に引かれて下がって、センサはオフする・・・」
国 「ハイ」
ふ 「ところが、私は、万が一の水モレを恐れて水平に取り付けてしまった」
国 「なるほど!それでリングは下に落ちなくなって、センサがオンしっぱなしになってしまった、と言う訳ですね」
ふ 「そうです。それで、水平にしたブースタ本体を45°戻して、リングが落ちる様にしたら、センサはオフする様になったのです。」
国 「なるほど・・・」
ふ 「ですからそれくらいのコトはホワイトボードで十分説明出来るのです」
国・膳 「・・・・・・・・・・・・・・」 (山本ディレクターに目で合図)
ふ 「何も、モールド模型まで作らなくっていい訳ですよ!!」
ふ 「何するんだ!!・・・あんた達は・・・」
ふりーぱAD2人に両脇を抱えられ、引きずられて退場・・・
BGM フェードイン
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を. つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう ...
完
(この場合は「管」か?(爆))
「頼む、止まってくれ・・」ふりーぱは、・・・・・・祈った。
慎重に、フローセンサのカバーのネジを締め、ゆっくりとバルブを開いてゆく・・・
水モレは、・・・・・・・・・・・・・・(長い間)・・・・・止まった。
レンチを持つ手が震えた。
やった!成功だ↓ 。
2階の洗面台、蛇口をひねった。
お湯が・・・・勢いよく出た。
パッキン部・・・・漏水は無かった。
凍結・・・・防止帯を、・・・・巻いた。
全ての工事が・・・・終わった。
<場面スタジオ>
1CAM正面、国井雅比古・膳場貴子 全身
国 「今日は、無事ふりーぱ家温水回路復旧に成功された、ふーたー・ぱぱさんにスタジオにお越しいただいております」
膳 「どうぞ、こちらに」
ふ 「はじめまして・・・」
国 「いやー、やりましたね!」
ふ 「いや、あれで終わりじゃなかったんです」
膳 「え?」
国 「まだ、何かあったのですか?」
ふ 「はい。 あの後、ブースターを見てますと、温水を止めてもブースターは回りっぱなしだったんです」
国 「つまり・・センサーが壊れていた?」
ふ 「いいえ、 私も、初めは壊れたのだろうと思ったのですが、」
「もう一度センサーのカバーをはずして、構造を調べたら原因が判ったのです」
膳 「何が原因だったのですか?」
ふ 「センサは簡単な機構で出来ていまして、お湯はセンサー内部を下から上へ流れる様になっているんです。リング状マグネットが磁気センサを埋め込んだシャフトにはまっていて、流れにそって上下に動くようになっているんですね」
膳 (貴重な視聴料で作った・・)拡大模型を出す。「この様になっているのですね?」
ふ 「あなた方はCGやフリップで済むコトもこんな模型を作るのですか?」
国 「あ、いや。それは趣旨が違って来ますので・・」
ふ 「財政規模の大小を言うのではありません」
「なぜ、私がブースター修理を自分でやろうとしたか。その精神を判って頂かないと、プロジェクトXで取り上げていただいた意味がなくなります」
「その、模型は下げてください。え、あ、それモールド成型ウレタンじゃないですか? 削り出しでいいのに、わざわざ雌型まで作らせたんですか?」
「来月から、BSだけでなくカラー契約も破棄させていただきますよ!!」
国 「まあ、そうおっしゃらずに・・」
山 「はい、2カメ引いて・・・ナベちゃん、ふりーぱのべしゃりから、ここまでカットね~」
渡 「ヤマちゃん、了解で~す」
国 「えへん、 あー、あー、では、センサの機構部をふりーぱさんにホワイトボード使って御説明頂きましょう」
ふ 「つまり・・・水流が発生すると、マグネットリングは上に上がり、センサはオンする。」
「水流が止まると、マグネットは重力に引かれて下がって、センサはオフする・・・」
国 「ハイ」
ふ 「ところが、私は、万が一の水モレを恐れて水平に取り付けてしまった」
国 「なるほど!それでリングは下に落ちなくなって、センサがオンしっぱなしになってしまった、と言う訳ですね」
ふ 「そうです。それで、水平にしたブースタ本体を45°戻して、リングが落ちる様にしたら、センサはオフする様になったのです。」
国 「なるほど・・・」
ふ 「ですからそれくらいのコトはホワイトボードで十分説明出来るのです」
国・膳 「・・・・・・・・・・・・・・」 (山本ディレクターに目で合図)
ふ 「何も、モールド模型まで作らなくっていい訳ですよ!!」
ふ 「何するんだ!!・・・あんた達は・・・」
ふりーぱAD2人に両脇を抱えられ、引きずられて退場・・・
BGM フェードイン
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を. つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう ...
完
(この場合は「管」か?(爆))
by freepa
| 2005-02-25 11:29
| 便利屋マーチ